お疲れ様です。お待たせしました。
次男坊です。
前回私は猫の撮影方法について少し解説させていただきました。
最初の内はここに書かれてあることを意識すれば猫写真はぐっと良くなります。
そしてここからはさらにコンテストやSNSで受けやすくなる写真の方も解説させていただきますので、よろしくお願いします。
また前回の閲覧がまだと言う方は、そちらの方を先に一読いただくとより頭に入ると思います。
今回の記事はこのような方を対象としています。
猫の瞳は撮れるようになった、もうワンステップ!
コンテストやSNSで受ける写真が撮りたい
猫写真を通して他の写真にも挑戦したい!
結論から言うともっと猫の写真を上手に撮るときに心がけていることはこれでした。
瞳に光だけじゃない!動きもあれば表現に幅が広がる
一匹だけではなく複数匹の猫と合わせれば物語になる
構図も大事、でも慣れないうちは面白い光や背景を見つけると〇!
ポイント①猫の動きを写真に撮る!
猫写真をワンランクアップさせる上で私が意識したのはここでした。
動きを取り入れることで猫が生き生きし、画面が楽しくなります。
メリット:動きを撮ることで猫がより生き生きとする。
当然ですが猫は生き物です。
寝てたりじっとしているだけでなく動きがあります。
ご飯を食べている、人にじゃれている、猫同士で遊んでいる等、観察していくと様々な動きがあります。
これにより猫がただ可愛いだけの生き物ではなくなり、画面が退屈ではなくなります。
具体的な活用法:シャッタースピード優先を活用!一瞬を見逃さず!
動きを撮る以上撮影モードはシャッタースピード優先がお勧めです。
特に激しく動き回る子の場合は500分の1以上は必要になってきます。
画面が暗くならないよう、ISO感度を上げる、単焦点レンズを使う事を推奨します。
とはいっても設定を覚えるだけではいい写真が撮れるとは限りません。
いくつか段階を踏まないといけないと思います。
最初はネコの表情を撮ることから始めましょう。
猫観察の第一歩はここです。
猫も生きている以上表情があります。
大好きな飼い主さんと一緒だと甘えた顔になる、ずっと見てると油断してあくびしたりしてると非常にかわいらしい写真が撮れちゃいます。
猫を観察することが何より大事です。
また表情に関しては前回でも述べたような瞳にピントを合わせる、猫の目線に立つことも大事なのでお忘れなく(リンクはページ先頭に乗せていますのでよろしければご確認を)
次の段階としては、じゃれている猫を撮っていきましょう。
できれば、2匹以上いて遊んでいる状態を撮影することを推奨します。
これは後で深く説明しますが、猫は2匹以上いた方が動きと同様物語が生まれるからです。
猫は2匹いると喧嘩したり、じゃれあったりと動きが発生するので猫を観察してみよう。
更に極めたい場合、今度はダッシュやジャンプと言ったアクティブな猫を撮っていきましょう!
猫を見てると一瞬で素早い動きをすることがある
分かりやすいポイントがジャンプです。
これを撮れるようになったら本当に凄いと思います。
ジャンプ以外にも喧嘩などでダッシュしている姿も楽しいです。
普段から仲のいい猫がいる場合は、おもちゃなど小道具をつかって練習してみましょう
元気な子ならジャンプして喜んでくれます。
ポイント②複数の猫を一緒に撮影する
こちらも猫たちの様子を撮る上ではいいアクセントになります。
猫たちの関係性や日常を写すことが出来るので、写真に物語が生まれます。
メリット:猫が何匹かいれば物語が生まれ、画面が楽しくなる!
猫は2匹いたら喧嘩することをしばしばですが、仲がいい子じゃないと見せないしぐさもあります。
分かりやすいのは鼻であいさつするシーン!
猫は仲がいいと鼻を近づけてあいさつします。
子猫同士であれば一緒に遊んだりもしますし、親猫と子猫の向き合う写真なんてのもありです。
また仲良しとは対照的ですが、猫の喧嘩もいいです。
現実では喧嘩はしてはいけませんよww
また動きがシンクロしてるときも面白いです。
複数猫を撮るときには動きに関係性を持たせましょう!
具体的な活用方法:猫カフェなどで練習しましょう!
まずは猫カフェで練習しましょう
猫同士のふれあいがよく分かりますので、じっくり観察しましょう。
また地域猫の保護活動をしている団体もありますので、そちらに出向くのもありです。
ブログなどをされているところもありますので地元のブログを参考にしてみてください!
ただいたずらする人もいるので、SNSにあげる際にはあまり場所を言わない方がいいです。
撮影の時にはきちんとマナーは守りましょう!
でないと怒られます(2敗)
ポイント③構図を極める!しかし初心者には注意点も!
最期は写真を趣味とする上では避けては通れない問題、構図についてです。
構図は確かに大事ですが、同時に付け焼刃ではどうにもならない部分もありますので、注意が必要となってきます。
注意点:初心者は構図をあまり考えない方がいいと思う理由
正直自分もここはあまりできてませんが、コンテストで通用するためにはほぼ必須です。
物語を見せることが出来たら今度は絵画的な美しさも大事になってきます。
その時に必要なものが構図です。
しかし・・・
経験上ですが、初心者の方とかは構図を学んでもいい写真になりにくいです。
理由は自分でもよくわかりませんが、考えられるのは構図を意識するとどっかで見たことがある写真になるからだと思います。
審査員はいい写真だけでなく独創性を求めてくる場合があるので、これでは心には響かないのだと考えます。
また動き回る猫の場合構図を決めにくいのも理由の一つです。
動く猫が主役の場合、狙った位置になかなか来ないため、どうしても編集ソフトのお世話になってしまいます。
ただし、最低限の知識は習得してください。
写真を撮る上で基本となる三分割構図と日の丸構図は猫を撮る際に特に重宝しますので。
勉強の際におすすめの本は「写真がもっと上手くなる デジタル一眼 構図テクニック事典101」です!
初心者の方のために構図以外にも絞りやボケなど基本的なことを教えてくれますが、何といっても魅力はそのサイズです。
高さ17センチとコミックサイズにも関わらず、初心者向けの情報をたくさん詰め込んでいるのはありがたいです。
実践に生かす際にはこの本を現場へ携帯して調べながら撮影に慣れましょう。
具体的な活用方法:面白い背景や光に猫を持ってきて!
初心者の方の場合、構図を学ぶよりも魅力ある背景を見つけた方が手っ取り早いです。
魅力ある背景と魅力ある被写体こそが審査員の心を打ちます。
旅先とかで見つけた猫、面白い背景についでにいた猫等、背景を活用しつついい写真を撮っていきましょう。
また道具などを使って猫を誘導する、もしくは猫を飼っている人は連れてくるもの連れてきてもいいです
魅力ある背景の探し方ですが、いくつかあります。
一つは花や紅葉が美しい所です。
猫と植物との相性はすごくいいので、とってもお勧めです。
旅行される方は猫島に行かれるのもいいです
自分が猫島行った時の話はまた別の機会で
また自分も正直苦手ですが、光の角度が綺麗に入るところを意識してください。
写真を撮る上で光の位置を調べるということはとっても大事です。
基本的には毛の質感を表現できる逆光やサイド光がいいです。
ただ繰り返しますが、慣れないうちは構図はあまり考えなくていいです。
本を読んで基本だけはマスターする感じでいいです。
「魅力ある猫と背景を見つけてそこから構図を考える」くらいの姿勢でいいです。
重要なのは猫の魅力を引き出すことですから。
ただ他の写真とはまた違ってきますよ
特に風景写真は構図が命ですので、ケースバイケースです。
まとめ
今回は猫を撮影するうえで心がけることについて説明させていただきました。
- 猫の瞳だけでなく動きも取り入れる
- 複数の猫を撮影して物語を作る。
- 構図は大事、でも初心者は面白い背景を見つけることの方が大事
前回が猫の魅力を引き出すことに注力していたなら、今回は写真に物語を作り出すことに特化していると考えています。
コンテストやSNS映えする写真には可愛い猫だけでなく、絵画的な美しさも大事になってきます。
猫を観察し、時に可愛く、時にダイナミックに撮影しましょう!
それでは今回はここら辺で失礼させていただきます。
本日はお付き合い頂き誠にありがとうございました。
ハロー!そして…グッドバイ!
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